

エコだ、環境保護だと騒がれる中、ハイブリッド車や太陽光発電などに混じって、最近電球型のLED照明が各社から発売されて、注目を集めています。中でもシャープが出したLED電球は、単機能のものや調光機能付のものなど、豊富なラインナップを揃え、価格もこれまでのものの半値以下というものでしたから、各社が一斉に追随して値下げ販売せざるを得なくなったほどです。しかし、各社が値段で頑張ってもまねできなかった(2009年10月現在)のが、一番高機能な
「DL-L60AV」電球に装備されている調光機能。これはどういうものかというと、蛍光灯型電球にせよLED電球にせよ、黄色い電球色か、白い蛍光灯色かを選ばなければなりません。ところがシャープの
「DL-L60AV」は、付属のリモコンによって色を7段階に変えられるのです。
僕もさっそく部屋の照明を、蛍光灯のシーリングライトから電球型の照明器具に替えて試してみました。はじめは
4灯型のものにしたのですが、それまでが100Wのシーリングライトでしたから、ちょっと暗くて、本を読む時に不便です。老眼も進んできていることですし(T_T)、思い切って
コイズミの6灯型のものに変更しました。器具には電球型の蛍光灯が付属しいましたが、それも全て
「DL-L60AV」に変更。白熱球だと6灯合計で324W、蛍光灯で72W、LEDなら47Wです。消費電力だけで比較すると、それほど交換のメリットはありませんが、蛍光灯に比べて点くのが早い、寒い時でも初めから明るい、頻繁に点滅させても消費電力や寿命に影響がないなど、様々なメリットがあります。
それで右の写真ですが、一番上がもっとも色温度の高い昼白色。かなり寒々しい感じがします。真ん中が中間色、下が電球色で、これまで使っていた蛍光灯に一番近く、落ち着いてパソコンの作業が出来るのは中間色でした。音楽でも聴きながらゆっくりするのは電球色が似合いそうです。
リモコンの信号は一系統だけなので、ボタンを押すと全て電球が一斉に変わります。電球それぞれにリモコンが付いてくるので、今6台のリモコンがありますが、ちょっと無駄な気がしますね。

一方の調光機能の方はというと、全灯から微灯まで7段階に調光できます。明るすぎる時は半灯あたりが使えそうですが、微灯は作業するには暗すぎ、就寝時のナイトライとには明るすぎと、あまり出番がありそうな気がしません。また、調光してもそんなに消費電力が下がるわけではなさそうなので、おまけ程度の機能か、という感想です。調光に関してはもう少し調節できる幅を広げて欲しいですね。
寿命も蛍光灯の6〜7倍長く、いいことづくめのLED電球のようですが、やはりいくつかの欠点はあります。まず何といっても価格が高いこと。普通の量販店で買った場合、調光機能、調色機能とも持たない
「DL-L601L(電球色)」、
「DL-L601N(蛍光灯色)」ですら、4,000円近くします。
調光機能だけをもった
「DL-L60AL(電球色)」、
「DL-L60AN(蛍光灯色)」で約5,500円、調色機能までついた
「DL-L60AV」にいたっては8,000円近くにもなります。さすがにこれだけ高いと、今ある白熱球をすべてこれに替えようなどという野望は持てそうもありません。白熱球は100円ショップで、2球105円で売っていますから、いくら電気代が安く、寿命が長くても元が取れそうにありませんからね。まあ、LED電球ももっと普及すればどんどん値段が安くなっていくでしょうから、全部替えるのはもう少し待った方がよさそうです。
もう一つの欠点は、直下では白熱球並みの明るさはあるものの、全体としては、白熱球より暗いことです。

3つの電球を比べていただけると分かるかと思いますが、白熱球、蛍光灯、LED電球の順に発光する面積が狭くなっていきます。特にLED電球は口金から電球の先に向けて白いカバーで覆われており、先端だけしか光りません。通常裸電球を点けると、下向きだけでなく、天井に向けても光が発せられ、天井からの反射光で部屋全体が明るくなります。しかし、LED電球ですと天井には光があまり当たらないため、全体に暗い感じがしてしまいます。写真のような照明器具ですと、カバーで光が乱反射し、少しは天井も明るくなりますが、それでも白熱球に比べて暗いのはあきらかです。
このように万能のLED電球ではありませんが、蛍光灯と白熱球のハイブリッド器具に比べて仕組みや操作が簡単で、なおかつ自分の気に入った形の器具で使えるなど、使い方によってはとても面白いものだと思います。さらに安く高機能なLED電球の発売が楽しみですね。
posted by キャラタイマスター at 01:06|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記